照明計画で拘った事は?(LDK・テラス編)〜グレアレスライト・間接照明・外構照明・他〜

今回の記事は室内外の照明計画でこだわった事は何か?を特集してみたいと思います。
これは後悔するポイントもありますので、その辺りは赤裸々に告白しつつ紹介していきたいと思います。
ただ、照明って暗くなりすぎていないかな・・・っと住むまでは実体験できない部分でもありますので、私たちはDAIKOのショールームに行って、色々とデモを行ってもらい、その上で決めたのを覚えております。

このDAIKOのショールーム、採用予定の照明がDAIKOであるのなら是非行かれる事をお勧めしたいと思います。
詳細は下記の動画を見られると良いと思います。

私はDAIKOの回し者でもないですし、当然アフィリをもらっている立場でもないですが、すごく勉強になると思いますし、私たちは下の動画で話をされているようなことを気にしながら打ち合わせを進めてきました。

目次
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LDK=グレアレスライト

我が家のLDK部分のダウンライトはグレアレスと間接照明になっております。
まず、ダウンライトですがグレアレスライト、まじでお勧めです。
特に隣接するテラスの景観にも拘られたお家のLDKには強く勧めたい照明ですね。

理由は窓にダウンライトが映り込まないっという事です。
これは小さなことの様ですごく重要だと思います。

我が家のLDKはカーテンレスにしており、常に外が見える事を売りにしているのですが、この窓にダウンライトが映り込んでしまうのはもったいないです。

左の写真を見てください。
ダウンライトは全く映り込んでいないでしょ。
でも、水槽の照明は映り込んでますよね。

この水槽の照明と同じ様に普通のダウンライトを設置したら、がっつりと窓のガラスに映り込んでしまい、折角の大開口&テラスにダウンライトが映り込んでしまうっというわけですね。

ただ、そもそも論として下記の前回投稿した我が家の後悔でも記載したダウンライトの数を減らし、もう少し天井部分を綺麗に見せてみても良かったのかな?問題はあります。

この辺りは難しいですよね。
我が家のLDK部分にはグレアレスライト2つ×3の合計8個のダウンライトがありますが、これは全て撤去して天井部分も綺麗に見せる・・・っというのも暗すぎて、多分満足していないだろうなっとも思います。

ただ、この照明が少しでも同化するように天井面の色合いと合わせる工夫をしてもらいました。
別注する形でシルバー塗装してもらってます。この塗装をしてもらったのはLDK と寝室のグレアレスライトとなります。(寝室は下記を参照)

あっ、このグレアレスライトですが1つはLED5.8W(ハロゲン50W相当)となり、色合いは電球色で調光ありっとなってます。

LDK=間接照明

少しわかりにくいかもですが、折下げ天井の奥側に12mに渡るコーニス照明を設置しております。
この長さでコーニス照明がライン一連で続くのも珍しいのではないでしょうか?

左の写真の方がわかりやすいかな?
吊り戸棚の上に見えているのが上記で説明した12mに渡るコーニス照明となり、このコーニス照明はリビング階段→和室までつながっております。

あっ、吊り戸棚の下にもライン照明が間接照明としてセットされており、これはカップボードの天板部分を照らす照明という感じですね。

この照明が意外と効果あるんですよね。これを照らすか照らさないかでキッチンやダイニング部分の明るさは全然違ってくるんですよね。

間接照明はおしゃれ家には必須の照明計画ですよね。
なんでなんでしょうね。
シーリングライト→ダウンライト→間接照明っとオシャレ度が一気に上昇していくイメージです。
究極論では間接照明だけで照明計画を全てまかなうと良いのでしょうが、ここはホテルではなく日頃住む家である・・・っという事を鑑みると、この辺りのバランスをどうとっていくのか?施主&設計士の腕の見せ所でしょうね。

いずれにしても間接照明をあまり採用していなくて、ダウンライトばかりっという場合は設計士に相談されてみると良いと思います。いっきにオシャレ度が上がってきますよ。

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LDK=折り下げ天井(キッチン・ダイニング部分)

キッチン&ダイニングテーブルは横に繋がる形でセットしてもらっており、その長さは約5mありますが、その上部にお利下げ天井があります。

その折下げ天井にはコーブ照明がコの字でぐるっと回してもらって入り、この総長は13mとなっております。
加えて折下げ天井にはダウンライト(これはグレアレスではないです)が4つ×2=8個セットしてもらいました。
この部分は電球色と温白色を調光できるようにしておりますが、その意味合いは食事をする時と書類を書いたり子供が勉強したりする時で色合いをかけれる様にしてもらった感じです。

1つはLED8wとなり、白熱灯100W相当の明るさっとなってます。
多いように感じるかも・・・ですが、ここはこれぐらいの明るさでちょうど良かったですよ。

この折り下げ天井+ラインで掘り込みを入れて、そこにダウンライトを設置するというのは、必ず採用したいと思っていたデザインとなります。
これってなんなんでしょうね。カッコよくないですか?何がカッコ良いのか?は説明できないのですが、なぜかカッコよく見える。これがあるのとないのとでは、LDKの締まりぐらいが違うのではないかっと思えるぐらい・・・

ただ最近の実例を見ているとキッチン部分があまり大きくない、例えばⅡ型キッチンで左右の余白部分もない場所に折下げ天井を採用しているケースを多々見ます。
これは感じ方なんだと思いますが、無理やり採用した感がある実例も少なくないと思いますので、採用するのか否かは3Dパース等を両方用意してもらい見比べるなどしてみると良いかもです。

外構の照明=テラス照明

外構部分もテラスと正面玄関周りを紹介したい場所となりますが、家の外観や玄関部分も身元バレも少し怖いっという事があり、今回は投稿は控えたいと思います。今後、その辺りも見てみたい・・・っという声が多かったら検討してみたいと思います!

ですので今回はLDKから見えている部分、外からはわかりにく部分というのでしょうか?室内側から見たテラスの照明について紹介したいと思います・

でLDKに隣接するテラスですが1.5mの軒があり、そこにグレアレスのダウンライトを3つ、植栽をテラスアッパーライトが1つ、更にテラスを覆う壁面を演出する床埋め込みの照明が2つあるっという構成です。
(正確には上記写真には映らない高さ5mのアオダモを演出するアッパーライトもあるのですが・・・)

まず、我が家のテラスでの照明で一番特徴的な部分はきっと「床埋め込みタイプの照明がテラスを覆う壁を演出している」っという事かなっと思います。

左の様な埋め込み式アッパーライトっという表現になりますでしょうか?これを2灯採用しました。

でも実は上記のVR画像のようなライン照明も検討しておりました。
最終的にはコスト的な部分も鑑み、今の照明となりましたが、上記の様なライン照明だったらどんな感じだったのかなっと思ったりしますが、現状は今の照明タイプを選択しておいて良かったと思ってます。
この辺りは好みの部分もあるかと思います・・・

埋め込み式アッパーライト(採用した照明)なら温かみが、ライン照明(上記パース)だとスタイリッシュという感じでしょうか?私的には結果論ですがアッパーライトにしておいて良かったと思いましたが、みなさんはどう思いますか?

過去に下記の記事も書いてますので、良かったら参考にされてみてください。

あと、テラス内にあるアオダモ&イロハモミジを演出するのは外構用のアッパーライトを使ってますが、本当は天井部分等から下方面に照らすスポットライトも設置した方が植栽は綺麗に演出できるのかなっとも考えましたが、そのスポットライトを設置する良い場所が見当たらなかった事に加え、軒部分にあるグレアレスライトの角度を変える事により補助的に照らす事も可能かなっと思い、上記写真の様になりました。

この辺りの事については下記の動画でも説明をされているので、視聴されてみるとイメージができると思います。
植栽を照らす際に下側からが良いのか?上側から照らすのが良いのか_?
植栽の後ろ側から照らすのが良いのか?植栽の前側から照らすのが良いのか?

照明ってほんとに奥深いテーマだと思います。

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まとめ

以上、我が家はDAIKOの花井さんという方の考え方にすごく影響を受けました。
ただ、積水ハウスの方々の考え方もこの方からの影響を強く受けていると思いました。

そんな花井さんがまとめられた書籍が下記となります。
ぜひ、照明計画にも拘ってみたいという方は、ぜひ一読される事を強くお勧めしたい本です。

おしゃれな家は必ずといって良いほど、照明には気を使われていると思います。
ひと昔なら「シャンデリア」みたいな豪勢な装飾できらびやかするのが流行りだったと思いますが、今は光の侘び寂びというんでしょうか?陰影というんでしょうか?、明るい部分の暗い部分をあえて作ることにより、より上質に表現するのが流行りになっているんでしょうね。

これは、あるビジネスホテルの廊下となりますが、うまく陰影を作る事により、なんでもない廊下を上質に演出していると思いませんか?

私は思うのですが、心地よいな〜っと思えるホテルや空間ってこういった照明効果をうまくつかって演出してるんですよね。

ぜひ、旅行に行かれる際には、こういった視点で見てみると面白いし勉強になると思いますよ。

次回はLDK・テラス部分以外の場所(トイレ・Bathroom・主寝室・子供部屋等々)を記載したいと思います。
では、また!

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