おしゃれ壁材としてのエコカラット vs セラミックタイル

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ホテルライクな家づくりで採用される確率が高いエコカラット

ホテルライクな家づくりで採用される確率が高いエコカラット。
エコカラットって何?って思われた方は下記リンクから確認してみてください。
簡単に言っちゃえば、おしゃれな壁用具材です!

下記の商品が該当してきますが、沢山の種類があるのでほんの一部を提示してみました。
実は私も下記のディニタっという商品がすごく気になっていたんですよね。

確かに、ここ一番の場所に採用すると一気にオシャレになり、ホテルライクな空間になりますよね。
だから、ブロガーやユーチューバーもご自身が採用されたエコカラットを紹介されているケースをよく見るんだと思いますが、本当に良い商品なんでしょうか?

前回の記事にも記載しましたが、私も打ち合わせ当初はエコカラット信者となってました。
実際、リクシルの展示場にも何度も足を運び、この柄を採用したいね〜っと妻とも話をしていました。
正直なところ一目惚れで疑う余地がなかった具材であったと思いますが・・・・・

先に結論を記載しちゃうと「安易なエコカラット採用は絶対にやめるべし!」「安易なエコカラット採用は絶対にやめるべし!」です。
ではなぜ私がそう思える様になったのか?について「エコカラット vs タイル」で5つの視点で考えてみました。

あっ、正式に言えばエコカラットもタイルの一種だと思いますが、この投稿では便宜上タイル=エコカラット以外のタイル素材っとして記載してみました。

みなさんの家づくりの参考になれば幸いです!
ではスタート。

エコカラット vs タイル 5つの視点から考察!

見栄えから判断するエコカラットvsタイル

エコカラット・・・◯
タイル・・・・・・◎

エコカラットも十分にオシャレな壁材だと思います。
間違いなく空間がゴージャスになると思います。
だから悪い商品ではないとは思わないですが、タイルに比べると重厚感を醸し出していないっというか、人工感があるんですよね〜

少し例に言えば本革のソファーと人工皮革のソファーっというイメージでしょうか。
本革を見慣れている方が見ると、人工皮革はフェイク感があるんですよね。
でも、ソファーの場合は価格で大きな差があるので、ある意味納得して買われる分にも良いと思います。

私も初めはエコカラットはカッコ良いな〜これは絶対に採用したい・・・っと思ってましたが、本物のタイルなどを見ていく過程で目が肥えてきて、エコカラットのフェイク感を見定めれる様になってしまったんですよね。。。

よって見栄えという観点ではタイルに軍配ありっとしておきたいと思います。

費用対効果から判断するエコカラットvsタイル

エコカラット・・・△
タイル・・・・・・△〜×

ちなみにエコカラット+で商品価格は定価で8000-20000円といったところでしょうか?
決して安い壁材ではないですよね。貼る面積次第ではそれなりの金額を覚悟しないと・・・

一方でタイルはどうでしょうか?
これは価格差がありますが物によってはエコカラットの方が高かったりします。
ちなみに我が家がLDKで採用したタイルは名古屋モザイクのデンバーストンという商品になります。

その価格表が下記となります。
どうしょうか?結構安くないですか?
600角岩面という凹凸感がある商品でもエコカラットと同額程度・・・

我が家は上記価格帯の下から二つ目の600×300平裏ネット貼りっという商品をチョイスしたのでお高めです。
1シート5800円となってますが、m2換算だと5.6シートみたいですので32480円/m2となりましたが・・・
ご興味があれば下記リンクから確認してみてください。
施工例もありますので・・・

どうですか・・・そう考えるとエコカラットって結構なお値段する商品なんですよね。
ただ、上記金額は商品価格だけの比較ですので、施工費を入れるとタイルは高くなってくると思います。

少なくとも言える事はタイルに比べてエコカラットは安い・・・この感覚は間違っていると思います。
私もそうでしたがタイルは先入観で高い!だったら少し割安のエコカラットで・・・
この発想は少し違っていると思うんです。

なのでこの勝負は引き分け・・・っとしたいと思います。

消臭効果・湿度調整効果は?

エコカラット・・・△〜?(未知数)
タイル・・・・・・×

エコカラットのホームページにも下記の動画で紹介されてますね。

この辺りは実際採用されている方々の口コミを見られた方が良いと思いますが、空気清浄機や除湿機の様な効果はないと思います。気持ち効いているかな?程度だと私は思ってます。
たまに匂いも取れるよ〜って感想を見ますが、だとしたら吸収した匂いは何処にいったの?
まさか分解するほどの効果はエコカラットにはないでしょうから、となると長期使っているとエコカラットから匂いが放出されないかなっと思ったりしちゃいます。

ただ、そんなクレームもない事を考えると、そこまでの効果はないんだと思ってます。
でもタイルにはそういった効果はほぼ皆無だと思いますので、

この勝負はエコカラットに軍配ありっとしておこうと思います。

耐久性やメンテナンス性から判断するエコカラットvsタイル

エコカラット・・・△
タイル・・・・・・◎

ここはタイルに軍配あると思います!

エコカラットで汚れから跡になった・・・等々の口コミをよく聞くと思いますが、タイルは基本吹けば問題なしです。
我が家の床材に採用したセラミックタイルと同じメリットですね。

我が家も玄関〜リビングにかけてタイルを壁材として採用してますが、この点のメンテナンスで気を使った事はないです。仮に汚れが飛んでも拭けばよいだけですからね。簡単です!

自己満足・所有欲・採用場所からみるエコカラット vs タイル

ここは個人の価値観によるところがあるので引き分けっとしておきたいと思います。

きっと家を2軒目で作っている方はタイルを選択される事が多いのではないでしょうか?
でも多くの方々は生涯1回の家づくりだと思いますし、そう考えるとエコカラットも十二分にカッコ良い具材ですから、採用されるのはありかと思います。

もし、他者と違う具材を・・・建売住宅っぽくしたくない・・・

っという方はタイルも選択肢に入れられてみると良いと思います。

あと、採用場所ですが、もしエコカラットを採用される場合は少し暗めの空間、例えばトイレ。
また、間接照明があたる様に工夫された壁面、、、例えば主寝室のベット上側にエコカラットをパネルにして飾る。
こんな場所で採用されてみてはどうかと思います。

LIXIL

他にも沢山の種類があるので、見ているだけでも楽しいですよ。


エコカラットの弱点が光の強弱でカバーしていく事ができると思います!
悪い具材ではないので工夫次第では使う価値のある商品だと思います。

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エコカラットvsタイル(壁用) 結論は?

以上5つの視点にてエコカラットとタイルを比較してきましたが、いかがでしたでしょうか?
2勝1敗2引き分けでタイルに軍配ありでしたが、私がこの記事で声を大に言っておきたいのが
「安易にエコカラットを採用するのはやめてほしい」
「先入観抜きで他のタイルも吟味してみてほしい」

っという事でした。
エコカラットは宣伝が上手だと思います。
リクシルのマーケティング力が高いという事なんでしょうね。
だからこそ、リクシルの宣伝に安易にのらず、色々な壁材を見て回ってみてください。

あと、この辺りの打ち合わせ時にはインテリアコーディネーターさんがついてますよね。
ぜひ、エコカラット以外におすすめのタイルってないですか?っと聞いてみてください。

我が家はインテリアコーディネーターさんが初めからタイルを提案してくれました。
それでも、その当時はエコカラット信者だった自分は
「エコカラットも選択肢にならないですか〜」っと聞いたのを覚えてます。
でも帰ってきた回答は「ここだけフェイク入れると、かえって悪目立ちしませんか?」
っという事でした。それでエコカラット教から目が覚めたんだと思います。

これは我が家が採用した壁タイルの一例です。他には1階のトイレ・2階の洗面台にタイルを採用しました。

では、また!

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