積水ハウス・デザインオフィスと建てた延床面積47坪の実例紹介(1階編)

すでに今までの記事でも紹介してきましたが、今回は積水ハウスのデザインオフィスと共に建てたイズ・ロイエの47坪実例を改めて紹介していきたいと思います。

ちなみに以下に登場する我が家の写真の一部は住宅専門のプロ写真家に撮影してもらったものです。
今回は積水ハウスの社内コンペや建材メーカーに実例を紹介する様に、、、との事から撮影してもらう機会があったのです。これって普通に頼めばかなりの高額なのでは?っと思う感じの撮影会でしたが、我が家的にはありがたい事でしたので、有効利用していこうと思います!

まずは1階部分の紹介となりますが、その前に私たちが家づくりのパートナーとして選んだ「積水ハウスのデザインオフィス」について簡単に紹介したいと思います!

目次
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積水ハウスのデザインオフィスとは?

ご承知の方も多くおられると思いますが、積水ハウスのデザインオフィスは拘り注文住宅をスペシャルなTeamを組んで、一緒に検討を重ねてくれるっという枠組みになります。
担当する設計士はチーフアーキテクト(積水ハウスの設計士、約3000名の中から選び抜かれた上位8%の超優秀な設計士の方々)となります。

そして、上記のホームページには下記の文言が記載しれており、本当にそれを実現してくれるTeamだと思います!

DESIGN OFFICEで上質で上品な、あなただけの邸宅を・・・
DESIGN OFFICEがつくる住まいは、言葉では言い表せない空気感を纏います。
決して華美に飾り立てるのではなく、上質で上品に佇まう住まい。
何気ない日々の暮らしが映画のワンシーンになるような、あなただけの邸宅をご提案いたします。

聞いた話では積水ハウスが大阪発の企業であるという事もあり、このデザインオフィスという枠組みも関西からStartされた様です。ある記事では「積水ハウスの設計力は西高東低の傾向がある」っという事ですが、もしかしたら上記の様な事も関係っしているのかもしれないですね。

他のハウスメーカーも同じ様な枠組みがあるかと思います。
少しイメージは違うと思いますが、大和ハウスでいう「ハウジングマイスター・MARE(希)」とかパナソニックホームズでいう「エキスパートデザイナー」とか住友林業でいう「チーフデザイナー・邸宅設計プロジェクト」とかが近いイメージなんでしょうか?

あっ、これだけは書いておきたいっと思う事があります。それは・・・

デザインオフィスという枠組みはTeam力が高く、設計士=インテリアコーディネーター=営業=他VR作成などのサポート員が一丸となり、総力をあげて検討を重ねてくれます。
そして素晴らしいっと思えるのは、その提案力は当然ながら「コミュニケーション力」が高いっと思えた事です。
施主の思いを聞き出す能力というのでしょうか?気持ちよく打ち合わせに臨ませてくれるっというのでしょうか?
この辺りが加わる事で良い提案に繋がる「プロフェッショナルなTeam」だと思います。

っとハードルをグッとあげてからの、我が家の実例を紹介していきたいと思います!
あっ、外観だけは遠慮させてもらいますね〜
ゆくゆくは紹介したいと思いますが、身バレも考えて現状は内観+テラスっという感じの紹介になります。

玄関ホール:約5帖

左記の写真は玄関入って左を振り向いた写真となり、奥に見えるのがテラス&リビングとなります。

この玄関からの抜け感を演出するために、玄関廊下とリビングを遮るガラス扉は完全オーダーの重厚感たっぷりの扉となります。

YKKのファミットGとかの商品もありますが、ここは気合を入れる場所と思い、チーフアーキテクトが紹介してくれた完全オーダーの扉を採用しました。

お値段もかなりお高かったのですが、この家の象徴的な部分でもあるので採用して良かったです。

あっ、この造作扉のお値段って気になりますよね〜
ヒントを書いちゃうとファミットGのガラスタイプを4枚ぐらい買える価格かな。

我が家が採用した玄関ドアは積水ハウスオリジナル?のスタランザという商品になり、電子鍵がついているタイプになります。

扉の大きさは親子ドアとなります。
子ドアは使った事はないですが、この辺りは邸宅感を外観上醸し出すために見えを張ったという感じでしょうか。。。

あっ、1点注文があるとしたら、電子鍵に高級感がない、、、この辺りは外車とかの鍵を見習って欲しいな〜っと思いました。
頑張れ!積水ハウス!

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LDK:約28帖

玄関から造作のガラス扉を開けてすぐの景観となります。奥に見えるのが後ほど紹介させていただくテラスとなります。

1階の天井高は2700mmを採用。標準仕様は2400mmだったと思います。

リビングの一部は吹き抜けを設けており、採光効果も期待してとなります。

キッチン側から見たリビングとなります。

左に見えるガラス扉の奥が玄関となります。

ちなみにテレビの大きさって悩みますよね〜
壁面の横幅が約4.5mに対して75インチのテレビを壁がけしております。
本当は85インチのテレビを設置したかったのですが、85インチの大きさだとテレビの大きさが悪目立ちすると思い75インチにしてみました。

TVボードは家庭感が出るのかな?っと考え不採用にしてすっきり見せてみました!

テレビ側からキッチンを見た景観となります。

ちなみに青白く写っているのが趣味の水槽となります。
水槽の大きさは横幅1200mmです。

水槽はRedSeaという海外ブランドでREEFER G2+ 425という商品で、425というのは総水量が425L入るっという事になるので、床補強してもらってます。

テラス側からの景観となります。

水槽奥にみえるのが造作の鉄骨階段となり、その奥には段差を二段分高くした和室があります。

水槽の奥行が600mmあるため、吊り扉の下のカウンターの奥行きを650mmにする事で水槽とのつながり感も意識しました。

あと手前に見えているダイニングテーブルはarflexのIENA(イエナ)という商品になります。

サイズは2000×900mmとなり、天版はセラミックのDEKTONプロモという商品になります。

チェアはカリガリスのニューヨークの革(黒)となります。

LDKの中では中心的な存在になってくるキッチンですが、我が家はPanasonicのLクラスのⅠ型となっており、写真のモデルと色使い含め、ほぼほぼ一緒となっております。

他にキッチンハウスやリシェル等も検討しましたが、マルチワイドIHをどうしても採用したくLクラスとしました。

この辺りはキッチン紹介を別記事にてあげようと思っておりますので、しばしお待ちください!

LDK最後の写真はLDKの昼と夜を同じ角度から撮影してもらった写真となります。
昼には昼の良さが、、、夜には夜の良さが、、、っと自画自賛してLDKの紹介は終わりにしたいと思います!

テラス:約10帖

上の写真にもテラス部分が写っていたと思います。
このテラスについては下記の記事も一読してもらえたら嬉しいです。

テラスの床とリビングの床は同じタイルをチョイスしております。RIVIERA(リビエラ)のアルティカという商品で色はグリジオとなります。

サイズは600角となり、リビングには室内用(磨きなし)を、テラスには屋外床用を採用しております。表面を触った時にザラザラ感があるかないか?っという感じで、屋外用は滑り止め効果を出しているんだと思います。

植栽はアオダモとイロハモミジとなります。紅葉のシーズンになると良い写真が撮れるかなっと思ってますので、乞うご期待!

ちなみにエッグチェアはロゴパのハンギングチェア(屋外タイプ)をチョイス。よく似た商品は沢山ありますが、屋外で使う事も鑑み耐久性にも実績がある同商品をチョイスしました。

このハンギングチェアですが、商品選びは注意した方が良いみたいです。安いからっといって飛びつくと、安いだけの理由があるよね〜っとなる事も多いみたいです。。。

素材は屋外用なら樹脂ラタンだと思いますが、そのラタンにもグレードがあるんでしょうかね。楽天等々で販売されている安い商品に飛び付かない様にね。

参考までに「ハンギングチェア」で検索すると下記の様な安価な商品が結構出てきますが、よくよくご検討をされる事をお勧めしますよ。

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和室&造作階段:和室部分=約6帖

造作階段は鉄骨階段で有名は「カツデンアーキテック」のオブジェア(ObjeA)フォルテのストレート階段となります。

天井高2700mmに対して階段数は15段となりますが、和室に上がる部分に造作のステップを2段設けております。

ですので和室部分の天井高2300mmっとなり、階段までの造作での2ステップの1段の高さは200mmっとなっます。

あと、写真では分かりにくいと思いますが、この造作の2段ステップはフロートする様に浮き階段を演出してもらっており、これは私から設計士の方にアイディアを話して、それを形にしてもらった部分になります!

階段部分を上から見た図面となります。

ちなみに角度は41度となり、急勾配ではなく生活しやすいと思っております。

蹴上寸:175.2mm
踏面寸:200mm
手すり色:艶消しブラック

っとなります。
少しマニアックな情報でしたが、誰かの参考になれば幸いです。

和室側からの写真となります。

奥の壁に見えるタイルは名古屋モザイクのデンバーストンっとなります。ちなみに、このタイルは玄関からずっと続いております!

この辺りの記事については下記にも持論を記載してみましたので、良かったら確認してみてください。
あっ、エコカラット派の方は少し面白くない記事かもですが・・・

最後に下記の2枚の写真ですが、間違い探しをしてみてください。
何が違うか・・・ですが鉄骨階段の奥でロールカーテンが降りているか否かとなります。

お客が泊まったり、子供が仮眠したり、、、でLDkとを隔てる事ができる様に天井を折り上げてもらって、そこにロールカーテンを仕込んでもらいました。
これは意外と重宝しており、使うシーンは多岐に渡っており、設置しておいて良かったと思える部分でもあります。

1階トイレ&洗面台

トイレはTOTOのネオレストAS-1(積水ハウス仕様)

背面のタイルは平田タイルのグビ(Gubi。GUB-3090APE)となります。

タイルは間接照明をあてる事でタイルの陰影を出す様に演出しております。色はクリーム色もあるのですが、我が家の色テーマを考えグレーを選択しましたが、間接照明からの陰影っという観点ではクリーム色でも良かったのかな?っとも思っております。

洗面台は積水ハウス仕様のKSXⅡ・LSL・ルミシスを含め検討してきましたが、最終的にはスマートサニタリーUのPLAN3がベースとなっております。

ちなみに採用したメラミン素材であるポストフォームは「JI-800K」、洗面下の棚板は扉の色合いに一番近い「TJ-2054K」をチョイスしております。

あとミラーはインテリアコーディネーターさんに委ねちゃたので商品名を覚えていないです。。。すいません。

六角のタイルは名古屋モザイクのビストロイタリア(MRR-Z1280)っとなり、流行りの貼り方を行ってもらっています。

ちなみに我が家は2階もスマートサニタリーを採用しており、この辺りは下記の記事を一読されてみてください。スマートサニタリーを選ぶ際の注意点等もわかるかと思います。

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SIC(押入れ含む)/パントリー

まずSICは玄関からLDK空間に抜ける事ができるウォークスルー型を採用しましたがこれは大正解!
メインの玄関はスッキリするし、雑多な物は全てSICに入れて隠す事もできるので、、、
あえて言えば納戸としてSICをもう少し大きく作っても良かったかな?っとは思ってますが。。。
意外と多いんですよね。ベビーカー・キャンプ用品・ゴルフやスキーなどの用品・外で使う掃除用品・傘などの雨具・・・これって子供の成長にあわせて更に増えてきそうですよね。
あっ、写真の掲載はご勘弁を・・・納戸込みなんでお見せできる様な状態ではないので・・・

続いてパントリーになります。
下記の右側の写真は水槽管理用の機材ががっつり入っているので、わからない人が大半の写真だと思いますが、マニアさん用にこの辺りの記事は別途挙げたいと思います。

あっ、我が家はLDKの壁面にスイッチ類等があまり出ない様にスイッチやコントローラーは全てパントリーに収納されております。そして日頃はPFH(積水ハウスの遠隔システム「PLATFORM HOUSE touch」)やパナソニックのアドバンスリンクモデル等で操作を行っており、これで十分だと思ってます。

小括としてSIC/パントリーを設置して思う事は

  • SIC・・・・・過剰なぐらいの匂い対策を事前に考えておく事が重要。納戸としての用途も加味し大きめに設置!
  • パントリー・・生活スタイルにもよると思いますが、想像していたよりも多くの物をおける様に広めがお勧め!

我が家の場合はSICの匂い対策は不十分だったと思っております。
どういった対策ができたのか・・・換気扇をつけると外観が崩れるし、ビルトインの空気清浄機?
お勧めの対応策があれば教えてください!

以上、今回は1階の我が家を写真中心に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
次回は2階の紹介をお届けしたいと思ってます!

では、また!

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