前回は積水ハウスのデザインオフィスと共に建てたイズ・ロイエの47坪実例の1階部分を紹介していきましたが、、今回は2階を紹介していきたいと思います。
ちなみに以下に登場する我が家の写真の一部は住宅専門のプロ写真家に撮影してもらったものです。
今回は積水ハウスの社内コンペや建材メーカーに実例を紹介する様に、、、との事から撮影してもらう機会があったのです。これって普通に頼めばかなりの高額なのでは?っと思う感じの撮影会でしたが、我が家的にはありがたい事でしたので、有効利用していこうと思います!
主寝室:約10帖


ベットは今まで使っていたクイーンサイズのベットをそのまま使っておりますが、おしゃれPointとしては朝日ウッドテックの「The Wall」をセットすると共に、グレアレスライトでライトアップしたところでしょうか。
サイズは4Pサイズ(一番大きい右側のパネル)が約900mmの正方形となりますので、2200mm×900mmっとなります。
写真ではベットとパネルが少しずれている位置関係にありますが、これは子供も一緒に寝ているために少しずらしておりますが、近い将来では左右均等配置する予定となります。
詳細は下記Blogにも記載しております!


テレビは壁掛けにしており、Sonyの有機ELの65インチとなっております。この高さはあまり高くしない方が良いみたいですね。見る時に首が痛くなる、、、っという事ですが、基本は寝転がってみるシーンが多いので、少し高めにはセットしております。
ちなみに2階の天井高は2400mmとなります。
主寝室から見るベランダとなります。窓のサイズは2500mmとなります。当初の案では2000mmでしたが、外観的に軒の奥行き感を強調させたかったので500mm広げてもらいました。
ちなみに、ベランダとはフルフラットにしております。これは1階もそうですが、ここに段差があると一気にダサくなる、、、っというのが私の感想です。
あっ、これは私の好みですので、段差ある事も利点がある事は理解しております!


飾り棚とエアコンは埋め込みにしており、壁面から棚やエアコンが出てこない様に工夫してもらい、すっきりした空間を演出できたと思っております。
ちなみにエアコンはダイキンとなります。
飾り棚には私が昔行っていた賞状等をディスプレーしております。
あと、飾り棚にはコンセントを内臓させておりますので、ゆくゆくはDIYにて棚内にテープライトをセットしようと思っておりますが、まだ着手できてないです。
書斎:約3帖

決して大きくはないですが、仕事の在宅ワークを行ったり、趣味のBlog作成とか投資分析等々はこの部屋で行なっております。
ちなみにデスク&チェアはCOFOをチョイスしました。この辺りのインプレッションは多くの方がされているので、詳細は割愛したいと思いますが電動昇降デスク内ではよく考えられている商品だと思います。
何より優れているのは天版裏に鉄板が貼り付けられているため、さまざまな物をデスク裏にマグネットで格納できる点になります。
整理整頓っという点ではデスク周りがごちゃつかずにGood。
あっ、デスクは1800×700mmとなります。
メインモニターは40インチのワイドモニターをセットしており、その右側のiMacが27インチとなっております。
そこにラップトップPCをセットする様にしており、仕事様のWinとプライベートのMacBookはBenQのDP1310でメインモニターに映すPCを選択できる様にしております。


本棚はビルトインにしており、仕事関係や投資関係の書類を格納したり、プリンターを格納しております。
最後に後に記載するベランダと軒があるおかげで、この場所もカーテンレスとなっております。
外からの視線は完全シャットアウトしており、加えて軒がある事で日射コントロールもバッチリにしてくれています。
改めてカーテンレスで常に外を感じながらデスクに向き合える、、、これは想像した以上に快適なワーク時間を確保する事につながっており、妻も大満足しているみたいです。
ベランダ


写真は書斎から見えているベランダとなります。
サイズは5000×1500〜2000mm
最近はベランダ不要論が高まっていると思います。
確かに実用性っという観点では納得する点が多いと思いますが、それでも我が家はなぜベランダを採用したのか?
我が家の場合は後に記載する通りランドリールームもそれなりの広さを確保しており、洗濯物を干す場所っという観点でベランダを使う事は一回もないです。それは想像していた通りでしたので、ベランダは洗濯物を干すため・・・っという視点で採用を決定したわけではないです。
では、なぜ高額なベランダを採用したのか?それは
- 外観が圧倒的にカッコよくなる
- 書斎や主寝室から見る景色が豊かになる
- 仕事中の一服をする場所
残念ながら諸事情により外観の写真提示は控えさせてもらってますが、おしゃれなベランダがある家で邸宅感が増すと思うんですよね。
この邸宅感が増すベランダ作りには「ガラス壁」「軒の大きさ」「それなりのスペース確保」だと思います!
逆に言えば、幅1mぐらいの幅しか確保できず、軒も深く見せる事ができないっという場合はベランダなしの方が良いかもっとも思ってます。
水回り
洗面台

採用したのはアイカ工業のスマートサニタリーにルミシスのミラーキャビネットを組み合わせ形になっております。
詳細は下記のBlog参照です。
ミラーと洗面台の間のスペースにはタイルを貼ってもらいましたが、このタイルの名前は忘れちゃいました。。。
色々あり、このタイルは施主支給品にて対応してもらってます。

あっ、余談にはなりますが私は施主支給っというシステムを乱用して費用を抑える事は賛成ではないです。
ちなみに我が家が使った施主支給は上記の「2階洗面台のタイル」「ランドリーRoomのハンバーパイプ」「WICのネクタイハンガー」ぐらいです。
確かに施主支給すると費用を抑える事はできると思いますが、施主支給ばかり言ってくる施主に対してハウスメーカーはどう思うでしょうか?
彼らも営利団体です。となると施主支給ばかり言ってくる物件には良い物を紹介してもメリットがない・・・どうせ施主支給対応を言ってくるんなら・・・っとなる心理もわからなくはないですよね。
なので積水ハウスで言えばデザインオフィスに頼む様な拘りがあるのなら、あまり施主支給ばかり相談しないで、より良い物を紹介してもらえる環境をハウスメーカーとも作っていく事の方が、最終的には良い家が出来ると思いますよ。
ランドリーRoom

ランドリーRoomの横幅は有効幅で2521mmとなります。
ランドリーパイプは上手工作所の錆びないコの字型天吊りハンガーバー(黒)を2321mmのサイズオーダーで発注。左右10cmの幅を設けた感じとなりますね。
高さは妻の身長も加味しつつ、圧迫感がない様に450mmでしたが、商品代金は33550円と住宅設備の中では気軽に買える商品でもありました。
造作棚は幅1800mm・奥行600mmで高さは800mmでセットしております。
この造作棚の下に置いているのは左から
ワインセラー(さくら製作所:ZERO ADVACE)
チェスト(綾野製作所:色905)
除湿機(Cado:DH-C7100)
ランドリーバスケット(BRID:楽天市場)
となっており、サーキュレーターもCado(STREAM 1800)をふるさと納税にてGETし配置しております。

この辺りについても下記について使用感を記載しておりますのでご参考にされてください。
我が家は窓+除湿機+サーキュレーター+ココタスという設備で洗濯物は十分乾かす事が可能ですし、部屋干し臭する事もないですよ。

お風呂


我が家はTOTOシンラの1620サイズ(1.25坪)をチョイスしました。
シリーズではHKシリーズのタイプRとなります。
仕様は上記に貼っておきましたので参考にされてください。
私の弱点である足腰を労る「楽湯」完備ですし、床ワイパーもセットしております。
この床ワイパーですが、毎日使う事により赤カビの発生も大幅に抑える事ができており、TOTOを採用される場合にはお勧めのオプションかと思います!


ちなみにお掃除の手間を減らすためにも浴室内の横長ミラーは不採用にしております。
あった方がカッコ良かったのですが、ここは利便性を優先しました。
あと、扉はスッキリドア開き戸(透明強化ガラス)(W800・H2150・プラチナステン)を採用しております。
あっ、我が家は浴室内の乾燥機能は不採用にしており、換気扇のみとなっております。
冷暖房や乾燥機能を完備する事は可能なのですが、浴室で洗濯物を乾かす事はない様にランドリーRoomを作ってもらったので・・・浴室で乾かすと少し臭うっという過去の経験からです!
あと、お風呂の蓋も要らなかったのですが、不採用にしても減額にはならなかったです。
お風呂の蓋って要りますか?保温効果があるのは分かりますが、入る間隔空いたら再度加熱すればよくないですか?
当然、その分の光熱費は必要かもですが、その費用と掃除する手間を考えると風呂蓋はいらない!!!
TOTOにもそういった声は上がっているはずですが、それでもセットにしているっというのがTOTOの闇を感じますね。
っという事で我が家は風呂蓋は別に保管しており、浴室にセットするはずの風呂蓋フックもつけないでもらいました。この辺りはお風呂を設置する方に要望を伝えておけば対応してくれました!
トイレ

2階トイレは生活感いっぱいです。
一回はタンクレスにしていた事もあり、停電時にも気兼ねなく使えるトイレにしました。
商品はリクシルで温水洗浄便座一体型便器のハイシルエットタイプの手洗い付きとなります。
積水仕様ではTOTOにも同じ様な商品はあったのですが、サイドカバー別注したらトイレ奥の凹凸部分を隠す事ができたんですよね。
これは積水ハウスの方々も把握しておらず、我が家発でこのサイドカバーを採用される方が続出しているらしいですよ。
WIC:5.5帖
下記が我が家のWICとなり、広さは5.5帖。
コの字型をメインとしながらも、下記写真の右部分を追加した様な感じ。
4面は収納か扉で配置されている感じです。


あと、工夫した点としては間接照明をDIYで設置できる事ができる様にコンセントをクローゼットの天版部分に配置しておいた感じです。
上記写真の左側で天版部分から間接照明が天井部分に向かって光っているのがわかりますか?
テープライトは楽天市場でLepro LED 5m(調光・調色変更可能)で3000円です。
これをするかしないかは大きな差になりますので、費用対効果抜群!
我が家の費用対効果のNo1で間違いなしです。
我が家のWICは3方向からアクセスができる状態になっており、ある意味2階の中心にあります。
その3方向とは「階段廊下」「ランドリーRoom・浴室」「主寝室」となり、生活動線・洗濯物動線を考えた際にベストな配置となりました。
この辺りの詳細は下記を参照ください。



また、採用したクローゼットシステムは永大産業のフィルフィットとなっております。
他にも検討したのはCUCINAとか南海プライウッドとか幅広いですが、CUCINAは価格面で、南海プライウッドはジェエリーケースの質感でダメになりました。
南海プライウッドの方が全体的な質感は高いと思ったのですが、ジュエリーケースがチープすぎます。
あれを見て止めたお客さんは少なくないのではないでしょうか?
下記がお互いのHPから引用したジュエリーボックスの差です。
左が永大産業・右が南海プライウッドとなりますが、いかがですか?
このプラスチックの仕切り版がいただけない。。。


あっ、余談ですがハンガーは有名なMawaハンガーの黒を採用しております。
ハンガーを統一する事でWICもスッキリするので、試されてみてはいかがでしょうか?
ニトリや無印で揃えるのもMawaハンガーも、そこまで大きな差額とはならないので、新築を気に揃えてみると良いと思います!
子供部屋:11帖


子供部屋は現状は11帖の横長になっておりますが、ゆくゆくは5.5帖×2部屋に分離できる様に左右シンメトリーで作っております。
また、照明は部屋全体を明るくする事ができるシーリングライトをあえて採用しております。
将来、子供がどこで勉強や本を読むのか?、どこに何を置くのか?が不透明である限りは、おしゃれ度よりも実用性を優先しておくべきと判断しました。
なお、我が家では今まで使っていたシーリングライトやアラジンを設置しております!
ホール・階段


最後にホール部分になります。
鉄骨階段については1階編にて紹介しておりますが、その延長線で作ってもらってます。
少しお値段はしましたが、ここはスッキリさせるために強化ガラスにしてもらってます。
私たちがお金にもっともっと余裕があり、土地を含めて大きく出来るのなら、ものホール部分や階段吹き抜け部分をもう少し大きくしたかった、、、っという思いはありますが、それでも十分満足しております。
以上、前回は1階部分の紹介、今回は2階部分の紹介を行ってきました。
今回の実例紹介はあくまでも採用した具材等を雑多に書いただけですので、深掘りは今までのBlogや今後のBlogにて行っていきたいと思います。
では、また!